[PR] 本記事にはアフィリエイト広告を含みます。紹介する内容は、シミュレーターの計算前提や比較検討の一例であり、特定の商品・サービスを推奨するものではありません。
新NISAを始めたものの、「結局、毎月いくら積み立てればいいのか」がわからないまま 何となく金額を決めていないでしょうか。この記事では、目標資産・想定利回り・積立 期間から毎月の積立額を逆算する方法を、無料の積立額シミュレーターを使って紹介 します。ただし、この計算通りに資産が増えるとは限らない、という点も後半で確認 します。
この記事の結論
- 毎月の積立額は「現在の資産額・目標資産額・想定利回り・積立期間」の4つで決まります
- 積立額シミュレーターを使えば、この4つを入力するだけで必要な積立額がすぐ分かります
- ただし、実際の相場は毎年一定の利回りで動くわけではありません
- モンテカルロ法(1,000通りの市場変動)で試算すると、計算通りの利回りを前提にした 積立額でも、実際に目標へ届いたのは一部のケースに留まるという結果になりました
毎月の積立額はどう決まる?
毎月の積立額は、次の4つの要素で決まります。
- 現在の資産額
- 目標資産額
- 想定利回り(年率)
- 積立期間
これらが決まれば、複利計算(年金終価の考え方)によって、必要な毎月積立額を 代数的に求めることができます。式そのものはやや複雑ですが、要点は「今の資産が 多いほど、あるいは利回りが高い・積立期間が長いほど、毎月の積立額は少なくて 済む」ということです。
新NISAでは、年間360万円までの投資について運用益が非課税になります(つみたて 投資枠と成長投資枠をあわせた上限)。毎月の積立額がこの非課税枠に収まっている かどうかも、あわせて確認しておくとよいでしょう。まだNISA口座をお持ちでない方は、 口座開設先の一例として証券会社の情報も確認しておくとよいでしょう。
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この計算は、あくまで「毎年、想定した利回りで一定に運用できた場合」の概算です。 税金やNISAの非課税枠の上限(生涯投資枠1,800万円)は考慮していません。また、 実際の相場が毎年同じ利回りで動くことはまずありません。この点は、後ほど モンテカルロ法での検証で確認します。
ここまで読んで「自分の場合はどうなる?」と思った方は、一度試算してみてください。 積立額シミュレーターで試算する
積立額シミュレーターで試算してみる
例として、現在の資産100万円から20年かけて3,000万円を目指す場合、積立額 シミュレーターで実際に試算した結果は以下の通りです。
| 想定利回り | 必要な毎月積立額 |
|---|---|
| 年率3% | 8.74万円 |
| 年率5% | 6.89万円 |
| 年率7% | 5.31万円 |
想定する利回りが2ポイント違うだけで、必要な積立額に3万円以上の差が出ることが わかります。
でもその積立額で本当に安心?
ここまでの計算は、「毎年ちょうど5%で運用できた」という理想的な前提に基づいて います。では、実際の市場のように値動きがあった場合はどうなるのでしょうか。
年率5%を前提に計算した「毎月6.89万円」を、実際に20年間積み立て続けたとします。 ただし、実際の相場は毎年5%で動くわけではなく、年によって上がったり下がったり します。この値動きのブレを1,000通り再現するモンテカルロ法で試算したところ、 次のような結果になりました。
- 20年後の資産の中央値:2,615万円(目標の3,000万円をやや下回る)
- 資産が少なめだったケース(下位10%):1,552万円
- 資産が多めだったケース(上位10%):4,758万円
- 1,000通りのうち、実際に目標の3,000万円以上に到達できたのは388通り(38.8%)
年率5%という「平均的な想定」で計算した積立額であっても、実際に値動きがある 状況では、目標に届くとは限らないという結果になりました。

シミュレーションでわかったこと
年率5%を前提に算出した毎月6.89万円という積立額は、あくまで「毎年ちょうど5%で 運用できた場合」の答えです。実際には市場は変動するため、同じ積立額を続けても、 1,000通りのシミュレーションのうち目標に到達できたのは38.8%にとどまりました。 中央値で見ても2,615万円と、目標の3,000万円にはやや届いていません。
これは、シミュレーターの計算が間違っているという意味ではありません。むしろ 「平均的な利回りを前提にした計算式は、あくまで目安の一つであり、実際の値動きの 幅までは教えてくれない」ということが、1,000通りの試算によって具体的な数字として 見えてきた、ということです。
自分の場合はどうなるか確認する
積立額シミュレーターでは、現在の年齢・目標達成年齢・現在の資産額・目標資産額・ 想定利回りの5項目を入力するだけで、毎月の必要積立額を試算できます。入力した 数値はサーバーに送信されず、その場で計算されます。
より詳しい条件まで確認したい場合は、資産シミュレーター(本格版)もあわせて ご利用ください。それぞれ確認できる範囲が異なります。
| 積立額シミュレーター | 資産シミュレーター(本格版) | |
|---|---|---|
| 分かること | 必要な毎月積立額の目安 | 市場変動・税金・年金・退職金まで含めた資産推移 |
| 入力項目 | 5項目 | 詳細な家計・資産・運用方針 |
| 向いている人 | まず目安を知りたい人 | 具体的な条件で詳しく試算したい人 |
毎月の積立額が決まったら、次に気になるのは「実際に何歳で届くのか」では ないでしょうか。続編記事「新NISA、今のペースで積み立てたら何歳で3,000万円に届く?」 では、目標資産到達年齢シミュレーターとモンテカルロ法を使って、到達年齢と そのブレ幅を検証しています。
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よくある質問
Q. 新NISAは毎月いくら積み立てればいいですか?
現在の資産額・目標資産額・想定利回り・積立期間の4つによって決まります。積立額シミュレーターに 数値を入力すると、目安となる金額を試算できます。
Q. 計算で出た積立額が多すぎて、現実的ではありません。どうすればいいですか?
主に3つの選択肢があります。積立期間を延ばす、目標資産額を見直す、想定利回りを 見直す、のいずれかです。この記事のシミュレーションでも確認した通り、想定利回りが 数ポイント変わるだけで必要積立額は大きく変わるため、複数のパターンで試算して みることをおすすめします。
Q. 積立額を計算する機能はシミュレーターにありますか?
積立額シミュレーターでは、目標資産・年齢・利回りを入力すると、必要な毎月積立額 を自動で試算できます。より詳しい条件(税金・NISA枠・年金等)まで含めた試算は、 資産シミュレーター(本格版)をご利用ください。
Q. 積立期間を延ばすのと積立額を増やすのでは、どちらが効果的ですか?
条件によって異なります。積立額シミュレーターで、目標達成年齢や積立額を変えながら 試算すると、自分のケースでの傾向を確認できます。
まとめ
- 毎月の積立額は「現在の資産額・目標資産額・想定利回り・積立期間」の4つで決まります
- 積立額シミュレーターを使えば、この4つを入力するだけで必要な積立額がすぐ分かります
- モンテカルロ法で試算すると、平均的な利回りを前提にした積立額でも、実際に 目標に到達できるかどうかにはばらつきがあります
- 気になる方は、積立額シミュレーターで自分の条件を試算してみてください
